フランス画家
ビュッフェ、ブラジリエ、マヌキャン、ワイズバッシュの作品、略歴を紹介しております。画廊、ギャラリーリッチ(大阪)では、各作家の絵画を販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。また、現在作品が紹介されていない作家もお問い合わせいただければ、お取り寄せ可能か判断し、ご連絡いたします。
ビュッフェ(1928〜1999)
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作家略歴紹介
本名:ベルナール・ビュッフェ
1928年 |
7月10日、パリに生まれる |
1943年 |
夜間講座に通いデッサンを学ぶ。 |
1944年 |
パリ美術大学に入学。ナルボンヌに師事する。 |
1946年 |
サロン・ド・モワン・ド・トランタンに初めて「自画像」を出品。 |
1947年 |
アンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出品、注目され始める。 |
1948年 |
第一回クリティック賞を受賞。 |
1949年 |
ドルゥアンニダヴィット画廊(モーリス・ガルニエ画廊)と契約を結び、毎年2月定期的に主題を決めた新作個展を開催。 |
1951年 |
最高傑作とされる三部作「キリストの受難」を制作。 |
1958年 |
アナベルと結婚。
シャルバンティエ画廊で回顧展を開催。 |
1963年 |
東京・国立近代美術館でビュッフェ展を開催。 |
1971年 |
フランス政府からレジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエの称号を受ける。 |
1973年 |
沼津市郊外に世界初のビュッフェ博物館を開設。 |
1981年 |
妻アナベルの文章とビュッフェの文字による「日本旅行」の挿絵のため24点のリトグラフを制作。 |
1987年 |
9月に名古屋市愛知県美術館にて代表作80点を集めた展覧会を開催。 |
1999年 |
10月4日、南フランスのボームの自宅で逝去。
享年71歳 |
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■作品紹介
上段:ビュッフェ『ミクロスコープ』 ????年/ムルロー工房/リトポスター/76.5cm×52.0cm
下段右: ビュッフェ『ラ・ポンシュ』 1997年/ドライポイント/31.0cm×46.0cm
下段左: ビュッフェ『パリジェンヌ』 1958年/リトグラフ/54.5cm×40.0cm
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ブラジリエ(1929〜)
■作品紹介
上段:ブラジリエ
『青い波の黒騎兵』 SOLD
????年/陶皿/Φ47.0cm
中段:ブラジリエ
『Suite en Habit de Cheval』
1977年/リトグラフ
61.0cm×46.0cm
下段:ブラジリエ『ミラー』
????年/リトグラフ
78.0cm×53.0cm
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作家略歴紹介
本名:アンドレ・ブラジリエ
1929年 |
ソミュール市(アンジュー地方)で画家の両親のもとに生まれる。 |
1949年 |
パリのエコール・デ・ボーザールに入学。
モーリス・ブリアンションの教室で学ぶ。 |
1952年 |
フローレンス・ブリュメンタル賞を受ける。 |
1953年 |
ローマ賞絵画部門の一等賞を受ける。 |
1958年 |
アトリエ・ムルローにおいて最初のリトグラフを制作する。パリのドゥルエ画廊において、音楽を主題に最初の個展。 |
1960年 |
パリのヴェイユ画廊において展覧会。
ヴィルヌーヴ・シュール・ロ賞を受ける。 |
1962年 |
ニューヨークのデヴィット・B・フィンドレー画廊において展覧会。 |
1964年 |
ヴェイユ画廊において、ソーミュールの馬術教官を主要テーマとした展覧会。 |
1966年 |
ブリュッセルのギャラリー・コントラストにて展覧会。 |
1970年 |
ブエノス・アイレスにおける「現代フランス具象画パノラマ展」に出品する。ガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密』(ソーレ社刊)の挿絵を描く。 |
1971年 |
カラカスのガレリア・デ・アルテにおいて展覧会。
ニューヨークのデヴィット・B・フィンドレー画廊において展覧会。 |
1972年 |
ギャラリー・ド・パリにて二度目の展覧会を開催する。
コレットの中編小説数作(オネトム・クラブ刊)の挿絵を描く。 |
1974年 |
パリのヴィジョン・ヌーヴェル画廊においてリトグラフとタペストリーの展覧会。ニューヨークのデヴィット・B・フィンドレー画廊において展覧会。東京の吉井画廊にて展覧会開催。画集が日本で初めて出版される。 |
1975年 |
サロン・ド・モンジュール賞を受賞する。 |
1976年 |
イヴ・ファンタスがブラジリエ論を出す。 |
1977年 |
ジュネーブのギャルリー・デ・ショードロニエにおいて展覧会。ドイツで初めての展覧会がローランド・ドシュカ教授によりチュービンゲンで開かれる。 |
1979年 |
初めて陶器の展覧会をパリのエチエンヌ・サッシ画廊において開く。 |
1980年 |
ロワール地方のシュノンソー城において、初の回顧展(1950-80)が開催される。 |
1982年 |
日本の5都市において巡回展開催。 |
1984年 |
メットラッハの陶器美術館において陶器の展覧会。
モナコのルーヴズ・ホテルにおいて展覧会。 |
1985年 |
ニューヨークのハマーギャラリーにて個展開催。レイナルド・ハーン作「シブレット」(オペラ)の衣装と舞台装飾を担当する。 |
1987年 |
ヴァンスにてモザイク(15m×3m)を制作。 マルセル・プルースト『スワンの恋』を題材とした作品を印刷局用に制作する。 |
1989年 |
アンジェにおいて回顧展が開催され、金の木馬賞(アンジェ市名誉勲章)を授与される。アカデミー・フランセーズ会員ミッシェル・ デオンの序文を付したヤン・ピションの著作『アンドレ・ブラジリエとその変貌』がセギエ社から出版される。 |
1990年 |
グレート・イヴェント社より『我が国の自然』が出版される。 |
1991年 |
パリのドゥルオ・モンテーニュよりリトグラフ10点を収めたアルバム『ハーモニー』が出版される。 |
1992年 |
「バガテルのアンドレ・ブラジリエ展」がパリ市庁舎にて開催。リトグラフのカタログ・レゾネがカリトス社から出版される。 |
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マヌキャン(1936〜)
作家略歴紹介
本名:クロード・マヌキャン
1936年7月18日フランスパリ郊外のオーボンヌ生まれ。
1950年 パリのエコール・デ・ボザールに入学。
1961年 アール・リーブルで初個展。
1978年 版画の制作をはじめる。
1986年 ニューヨーク・アートエキスポに出品開始。
1990年 銀座プランタンにて来日記念展覧会開催。
ルーブル美術館の古代美術に感銘をうけたエコール・デ・ボザール時代を経て後、彼は、ソニア・ドロネやラウル・デュフィ、その他多くの巨匠たちにならって、一時期すすんで、ディオール、サン・ローラン、ピエール・カルダンといった有名オートクチュールに協力し、服地、スカーフの下絵をを描いている。
装飾アートにおける活動を行う一方、定期的に個展を開き、ロサンゼルスA.B.C
SHOWなど数々の展覧会への出品を行うなど、精力的に活動中。 。
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マヌキャン(1947〜)
作家略歴紹介
本名:マーティロ・マヌキャン
1947年ソビエト生まれ。
若い頃より、才能を見せ1972年国立美術院を卒業。在学中に前衛芸術大賞、ソビエト連邦青年芸術家大賞、73年には26才という若さで権威あるソビエト連邦芸術家連盟大賞に輝く。
1988年ついにアメリカに渡り描く事に対する政治的制約から解放されたマーティロは、自由・挑戦・勇気
自然・女性・神など人生に於いて美しいと感じられる物を、愛をもってキャンバスに歌い込んだ。
彼の絵には、金箔・銀・樹脂・液状真珠等が色の一部として使われ、ムード・感情が表現される。
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ワイズバッシュ(1927〜)
作家略歴紹介
本名:クロード・ワイズバッシュ
人物や馬などを鋭く素描する表現主義的傾向の作品は、音楽・歴史・演劇などのテーマをセピア調の色彩で完成させており、パリ市立近代美術館をはじめ、世界各地の美術館に所蔵されている。
1927年 |
フランス、ティオンビルに生まれる。
ナンシー国立美術学校に学ぶ。版画技法を会得。 |
1957年 |
この年より4年連続して、青年絵画展、現代版画展、サロン・ドートンヌ、<現代の証人画家>展に出品。 |
1961年 |
クリティック賞受賞。国際的に評価される。暗い色彩と鋭い感覚で人物を表現主義的に描く。 |
1970年 |
東京、大阪でベートーベンをテーマにした個展開催。現在、ヨーロッパ具象画壇を代表する画家のひとりであり、知識人として幅広く活躍している。サント・エチェンヌ国立美術大学教授。 |
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